cassoulet!カスレ

「カスレの発祥はうちだ!」と
近隣地域が争うほどのフランス代表郷土料理です。
14世紀にイングランドとの間で起こった百年戦争が起源。
カルカッソンヌから少し離れた小さな村。
村にあるだけのお肉と豆を入れて煮込み、
疲弊した兵士たちに食べさせた兵士飯は
カソール(cassole)」と呼ばれる土鍋で
豚肉やガチョウや羊に鴨など!
場所ごとに使うお肉は異なりますが
兵士が食べて元気を取り戻すほどの
ボリュームたっぷり煮込み料理。
田中シェフのカスレは羊の煮込み
トゥールーズソーセージ
そして鴨肉を入れたシチュー仕立て。
トマトにフォンドヴォー、
そして修行時代にカスレの王様から
教わった私もちょっとびっくりの
隠し味が入っています。
お豆が少なめなのはシェフの趣味。
お肉たちの旨みと脂を白いんげん豆が
たっぷりと吸い込むように
オーブンから出して何度もチェックしています。
冷え込む冬場はもちろん!
スタミナをつけたい夏場にも!!
是非カスレの故郷、
ラングドックやプロヴァンスのワインと
ご一緒にお楽しみください。