bistro égalité
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「ブルゴーニュで会いましょう」映画deフランス

壊れた機械のように急に動かなくなる筆(指)ですが!
お店のオープンと同時に細々続けているブログです。
コロナ禍の今、少しでも一緒にフランスに触れられたら☆

「映画deフランス」
【ブルゴーニュで会いましょう】

自身のワイナリーを再建しようとするも
絶体絶命のピンチに瀕した父親フランソワ。
20歳で故郷ブルゴーニュを離れ、
パリで成功したワイン評論家の息子シャルリ。

シャルリは実家のワイナリーの再建を決意。
帰郷するも父親と衝突を繰り返すが
「ワイン造り」を通して
出来てしまったその溝を少しずつ埋めていく。

ワインラバーにはもちろん!

もの作りに興味のある方なら
絶対に楽しめる!

「ワイン造り」を通じて描かれた
父と子のヒューマンドラマ。

「畑への興味は失せてしまった」
そんなフランソワの言葉の通り、
今のワインはとても誰かに
認めてもらえるようなものではない。

唯一無二の素晴らしいワインを作りたい!

再建の志と、ぶどう畑という聖地を
受け継ぐ責任感。
そしてデギュスターとしてのプライド。

ワイン造りに関しては
全くの素人シャルリが奮闘しながら
歩んでいく1年は映画を見ながらつい応援したくなる!

天候、土壌、収穫のタイミング・・・

私はお店をオープンする前、
食材や作り手を知りたくて
函南町(静岡県)で暮らしていました。

収穫に行くのに軽装で毒虫に刺されたり、
明日が収穫の絶妙なタイミング!と思って
畑に行ったらひよ鳥に先を越されて全部無かったり涙!

自然という大きな神の前では悔しいけど小さくて無力!

農家や酪農家のみんなと過ごす日々は
都会育ちの私の襟を正してくれた。

シャルリの奮闘する様子を見ながら
そんな函南での生活を思い出しました。

自然を相手にした経験と知識、
そして賭けともいえる感覚と!
何よりも「素晴らしいワインを作りたい!」
という志。

マレシャル家が1つになって
生み出した奇跡のワイン!

ブルゴーニュ地方に広がる
広大なワイン畑の景色を眺めながら!

お気に入りのワインを片手に
是非見て頂きたい作品です!